セミリタイア生活も7周年を迎えて - FIREの流行について思うことと、資産配分の変更

 

 

2014年3月末に会社を辞めて始まったセミリタイア生活ですが、この4月で7周年、8年目を迎えることになりました。

 

 近況

一昨年まではそこそこ働いていましたが、去年はコロナの影響もあり、またお断りすることもあり、まあまあ仕事が減りました。今度集計してみますが、時間で言えば半分以下になったと思います。

 

とはいえ、少々金のかかる趣味も再開したので、忙しくはしております。ジムと趣味と図書館とゲームと散歩で毎日つぶれてしまいます。乱視と老眼が入ってきて、本を読んだりゲームをしてると目が疲れて長時間できなくなってしまったのは、少々悲しいことですが想定内。その分、無駄に散歩したりしています。無駄じゃないか。


最近変わったこと

もう何度も書いていますが、昨年中古マンションを購入しました。前々から賃貸派を標榜していたのですが、どんな心境の変化があったのでしょうか。私一人で決めたことではない、とだけ申し上げます。住むところにはこだわりがなかったとはいえ、やはり快適です。まだ1年経っていませんが、夏涼しくて冬暖かい、湯船が大きい、台所が広い、食洗機がある、ということで生活の質が格段に高まりました。乾燥機付のドラム式洗濯機にしたので花粉の季節も(電気代を気にしなければ)心置きなく洗濯ができます。

生活の質を上げてしまったので費用も嵩んでいますが、必要であれば、自分一人であれば生活の質を下げることに特に問題はないとは感じています。生活の質なんて、そんなもんです。

ブログではあまり生活費を公開したことがなかったように思いますが、それはそんなに節約してないから公開してもあんまり意味がない、というか節約系セミリタイアと言っているのに全然節約系じゃないように見えるのが少々恥ずかしいというところがありました。

とはいえ、最近は「FIRE」なんて言葉も流行っているようで(セミリタイア界隈のブログとかあまり見てないので確かではありませんが…)、いろいろな形のセミリタイア、FIREがあるという意味では参考になる方もちょっとは居るかもしれない、と考えを改めつつあります。気が向いたら記事書きますね。今や、このブログからはほぼ広告収入はありませんが、見てくださる方もいらっしゃるので。

FIRE、と言い切れるほど金銭的な独立と自由は手にしていないと思っているので、Twitterにも書きましたが私は隠居生活に入った、という方が実態に近いと思っています。金銭的に自由であれば、例えば北海道と沖縄にそれぞれ家を持って半年ごとに移住するとか、ホテル暮らしをするとか、金のかかる趣味にもっと金をかけるとか、したいなとは思っています。が、自由ではなく、残念ながら制約があるので、その中で自分がいちばん心の平静を保てて楽しめる点を探して生きている状態です。

 

資産配分の変更

変わったといえば、資産配分を変更しました。セミリタイア時に諸々考えて決めた割合を固持して、年に1度のリバランスを行うという戦略でした。その時に選んだのは、現預金・国内債券5割の、私にとってはディフェンシブな配分でした。この資産配分の目標は、資産を増やすというよりも、インフレに負けないということでした。

ところが昨年、何の因果かマンションを購入してしまい、ポートフォリオの結構な割合が不動産(しかも一つだけという、まったく分散が効いていないもの)になってしまいました。その上、この際限ない金融緩和が続いており、不動産を入れない金融資産でこのディフェンシブな資産配分を継続していたら、セミリタイア生活を送る上での資産配分の「インフレに負けない」という目標が達成できないのではないか、という懸念が出てきました。

目標を立てて、それに合った戦略を考えてそれを固持する、ということをセミリタイア生活に入るときに決めました。自分のバイアスに引っ張られることを避けるため、そしてこっちの方が重要ですが、お金のことをさほど考えずに生活を楽しむため、です。しかし、新型コロナウイルスが環境を変化させたと感じています。環境の変化に対応して戦略も変えていく必要があると強く感じたため、マンション購入に合わせて資産配分も変更しました。とはいえ、先進国株式の配分を上げただけですが(これも、気が向いたら記事を書きます。たぶん、きっと…)。


記事、書く書く詐欺にならないように…。

 

 


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