確定申告2018 -お金を返す仕組みは難しくの原則-


さきほどやっと2018年度の確定申告を終えました。「セミ」リタイアということで、ちょっと仕事をしていて源泉徴収されている金額があり、還付請求ができるので本来ならもっと早くから確定申告ができる(アンド還付を受けられる)はずです。が、12月の稼ぎの確定が2月15日になる会社がある(A8)ので、それ以降じゃないと確定申告ができず、この時期となりました。ほどんと稼ぎがない会社なので早く切りたいのですが、最低支払金額である5000円まであと少しなのでそれまで我慢します。

といって、去年の今頃も思ってたんですけど、去年もほとんど稼ぎがなくてそのままです。確定申告とは関係のない愚痴になってしまいました。

 

確定申告で引っかかったところ


ちょっとのお金をケチって青色申告なのにソフトを使わずに帳簿を付けています。冒頭に配置した「簡単仕訳帳でトクする青色申告」という本を買って、その通りにエクセルで付けています。ただ、確定申告前の〆で今年は数字が合わず半日ほど潰しました。昨年からの振り戻しのときの元入金の計算でミスってただけで、それを修正したら問題なかったので良かったです。

確定申告の手続自体も年に一度のことなので毎年すっかり忘れてしまうのですが、毎年毎年引っかかるところがあります。

1.カードリーダがマイナンバーカードを読み取ってくれない。

→マイナンバーカードの表裏間違い(接触式の安いやつのため)
→ドライバの更新(というか、PCを新調したので新たにドライバを入れなければならなかった)。しかし、公式の説明ではWindows10なら自動的に更新されると書かれていたのですが…自動更新オフにしてたのかも。しかしこれは毎年引っかかる。

2.源泉徴収税額を入力するページがみつからない。

青色申告の事業所得を入力すると、そのまま所得税申告書に引き継がれるます。事業所得の決算書作成のところで仮払い源泉税を入力していますが、それは所得税申告書に引き継がれません。それは良いとして、普通のそのまま入力を続けていくと、還付したい源泉徴収税額を入力しないまま確定申告書を完成しています。

さかのぼって見直してみても見つかりません。はて、確か去年も(そして一昨年も)ここで引っかかったような…しかし記憶をたどっても何も出てきません。リタイア生活で腑抜けになってしまったのでしょうか。

素直に検索をかけると同じような悩みを抱えている方はまあまあいるようなので安心しました。人と同じで安心する精神構造はあまり好きではないのですがそれで自己嫌悪に陥るほど人が良いわけでもありません。


事業所得を入力してから、それを所得税申告書に引き継ぐと、「総合課税の所得」の「事業所得」に数字が自動に入力されます。それに甘んじて、ここをスルーすると税を還付したくない方々の罠に嵌ってしまいます。ここで敢えて「事業所得」の「訂正・内容確認」ボタンを押すと、支出元別の収入金額と源泉徴収税額を書き込む欄が現れて、そこに記入すると申告書の完成書類に還付金額が計算され記載されることになります。

本当に罠だと思いました。
お金を取る仕組みは簡単に、返す手続きは難しく、というユーザーアンフレンドリーな原則に国税庁も則っているのだ、と理解しました。

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